水性塗料のメリット&デメリット
2024.06.23
今回は最近よく耳にする【水性塗料】についてのメリットデメリットをご説明したいと思います。
<メリット>
①環境への配慮
・低VOC
水性塗料は揮発性有機化合物(VOC)の放出が少ないため、大気汚染や健康への影響が少なく、環境負荷が低いです。
・水ベース
油性塗料に比べて水を基にしているため、地球温暖化ポテンシャルやオゾン層に対する影響も低減されます。
②健康と安全性
・低臭
乾燥後の臭いが少ないため、施工後の空間を早期に使用することができます。作業環境の快適性が向上します。
・健康リスクの低減
VOCが少ないため、作業者や住民の健康リスクが減少します。
③使い勝手と便利さ
・乾燥時間の短縮
油性塗料に比べて乾燥が速いため、施工後の作業時間が短縮されます。
・水での洗浄
塗料缶や塗料道具を水で簡単に洗浄できるため、清掃が容易です。
④法規則の遵守
・多くの国や地域でVOC排出の規制が厳しくなっており、水性塗料の使用は法規制を満たす助けとなります。
⑤品質と耐久性の向上
・近年の技術進歩により、水性塗料の品質や耐久性が向上しております。
※豆知識➡VOCとは?
VOC(揮発性有機化合物)は、化学的に揮発しやすい有機化合物の総称です。これらは、一般的に気体や蒸気として大気中に放出されることがあります。主にペイント、塗料、溶剤、清掃用品、染料、接着剤などの製品に含まれています。
VOCの主な特性としては、以下が挙げられます
- 揮発性: 室温や低温で液体から気体に変化しやすい性質を持つ。
- 大気汚染源: VOCは大気中に放出されると、光化学スモッグの生成やオゾン層の破壊などの大気汚染問題に寄与する可能性があります。
- 健康への影響: 長期的な暴露や高濃度の暴露により、呼吸器症状や健康被害を引き起こすことがあります。
特に室内空間では、VOCの放出が気になるため、低VOC製品の使用が推奨されています。例えば、低VOCの塗料や清掃用品は、室内環境の質を向上させることが期待されます。
<デメリット>
①耐久性の課題
・油性塗料に比べて耐水性や耐久性が劣るものもまだまだあります。高温度環境での使用には注意が必要です。
②特性素材への適合性の問題
・水性塗料は油性塗料と比べて、特定の素材(例: 金属や木材など)に対する密着性や耐久性に制限があることがあります。特に特殊な素材や表面処理が必要な場合には、適合性を確認する必要があります。
③施工技術的な難易度
・水性塗料は油性塗料に比べて塗布時の操作性や仕上がりの質感に影響する場合があります。特に大面積や複雑な形状の塗装において、施工技術が求められることがあります。
以上となりますので現在のお家には何の塗料が合うのか?が大事なポイントになって来ますので、低VOCの塗料の取り扱い豊富なアリストペイント株式会社まで気軽にご相談ください!!
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